東京都立産業技術高等専門学校 電気電子工学コース 宮下充
レゴマインドストームEV3
- レゴマインドストームは、ロボット教育用に開発されたレゴのキットである
- 現在では、世界中の教育機関で使用されている
- レゴマインドストームEV3は、レゴマインドストームシリーズの第3世代である
レゴマインドストームEV3を開けてみよう
- 細かいパーツがあるので、紛失等に十分に注意をして取り扱うこと
- まずは、EV3本体を取り出す
EV3本体の観察
モーターの確認
- 以下の2つの物を取り出す
センサーの確認1
- 以下のセンサーを取り出す
センサーの確認2
- 以下のセンサーを取り出す
EV3の電源を入れてみよう1
- EV3に専用バッテリーを接続する
EV3の電源を入れてみよう2
- EV3中央の濃いグレーのボタンを押す
- EV3のボタン周辺が赤く光る。画面にはStartingの文字が表示される
- 音がなり、起動する
- 起動するとメニューが表示される
EV3のメニュー
- EV3のメニューは4つのタブで構成されている
EV3のタブ1
Playタブ 最近使用したプログラムのリストが表示される |
Projectタブ EV3ソフトウェアで作成したプロジェクトが保存される |
Appタブ EV3本体に搭載されているアプリケーションを実行することができる |
Setupタブ EV3本体の設定などが行える。音量やスリープ、WiFiなどの設定が可能 |
モーターを回してみよう
- Lモーターを付属のケーブルでポートAに接続
- EV3本体のAppタブに移動
- MotorControlを選択
- 上ボタンまたは下ボタンを押す
- 左右のボタンでポートを変更ができる
- MotorControlを終えるときは左上のボタンを押す
センサーを使ってみよう
- Appタブ内のPortViewを選択
- センサーを接続するとセンサーの種類が自動認識され、値が測定できる
- センサーによっては複数の測定モードがあり、中央のボタンを押すと切り替えるメニューが出る
タッチセンサー1
- タッチセンサーは、押されたかどうかを検出する
- タッチセンサーは、押すと1を出力。押さないと0を出力。
0と1で表されるデジタルで出力
カラーセンサー2
- 中央のボタンを押してCOL‐REFLECTにする
- 環境光モードと呼ぶ。
カラーセンサー環境光モードは、センサーに入った周囲の光の量を検出するカラーセンサー環境光モードは、明るいと大きい値を出力、暗いと小さい値を出力、0~100%で表されるアナログ出力
カラーセンサー3
- 中央のボタンを押してCOL‐COLORにする
- カラーモードと呼ぶ
カラーセンサーカラーモードは、
色を検出する
カラーセンサーカラーモードは、1234567※0はその他の色、識別できない場合0~7で表されるデジタル出力
超音波距離センサー
-
- 中央のボタンを押してUS‐DIST‐CMにする
<li超音波測距センサーcmモードと呼ぶこのモードでは、物体との距離をcmで表す
- 中央のボタンを押してUS‐DIST‐INにする
- 中央のボタンを押してUS‐DIST‐CMにする
- 超音波測距センサーinchモードと呼ぶ
このモードでは、物体との距離をinchで表す
0~255cmで表されるアナログ出力
ジャイロセンサー
- 中央のボタンを押してGYRO‐ANGにする
- ジャイロセンサー角度モードと呼ぶ
このモードでは、回転した量を検出する - 中央のボタンを押してGYRO‐RATEにする
- ジャイロセンサー角速度モードと呼ぶ
このモードでは、1秒間あたりの回転量を検出する
0~9,999degで表されるアナログ出力
ところで…デジタルとアナログって?
デジタル
- 飛び飛びの値しかない量のこと
- 1と0で表わされるのは、2値デジタル
アナログ
- 連続した値を持つ量のこと
プロジェクトとは
教育用EV3ソフトウェアを見てみよう
- 教育用EV3ソフトウェアでは、プログラムをプロジェクトという方法で管理している
- プログラムや画像ファイル、音声ファイルを一括で管理することができる
主催 | たま工業交流展実行委員会(立川商工会議所:高橋(佑)・石川) 立川市曙町2-38-5立川ビジネスセンタービル12階(JR立川駅より徒歩5分) TEL 042-527-2700 FAX 042-527-5913 |
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