地域と共に歩む、ものづくりのパワー
平素は工業会運営に関しまして、絶大なるご協力ご指導をいただきまして有難く厚く御礼申し上げます。私たち立川工業会会員は立川市を中心とした工業地域において、各々の分野から永年に亘り 築き上げてきた工業技術を以ってものづくりに邁進しひいては地域経済の一助になりたいものと 微力を注いでまいりました。 しかしながら、近年この経済発展の中、私たちを取り巻く状況は大きく変化しました。 工業立地環境につきましては乱立するマンション、狭隘道路など諸問題が提起されるにいたりました。私たちが立川のこの地に於いて、環境にやさしいものづくりを模索する中で、地域との共栄共存を図り同時に私たち自身が安心してものづくりが出来、従業員の福利厚生を図りながら、 事業の継承継続を確実にすることは私たちにとりましても緊急の課題となり、 身の引き締まる思いであります。 企業の存続をも左右しかねないこれらの諸問題を解決することは一企業の手に余り、 組織的に解決する必要に迫られ、私たちは昭和53年に諸先輩の尽力により砂川工業地域を中心に 砂川工業会を発足させました。 そして、市当局をはじめ関係各界の皆様のご指導ご援助によりまして、平成10年6月の定期総会に 於いて、より広域的に諸問題を解決するべく立川工業会への組織変更を果たしました。 親睦と研修を中心に据え、多岐に亘る懸案事項を地道に解決しながら砂川工業会より通算39年、 立川工業会19年の実績を持っています。 今後とも立川工業会の役割の重要性は益々大きくなるものと思います。 今後とも皆様の立川工業会への温かいご指導ご鞭撻を賜りたくよろしくお願い申し上げます。